08月 « 2017/09 » 10月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
■PROFILE

nori

  • author: nori
  • WEB: Range View Outback Hut
  • RSS
  • ■RECENT ENTRIES
    ■CATEGORY
    ■ARCHIVES
    ■RECENT COMMENTS
    ■RECENT TRACKBACKS
    ■LINKS
    スポンサーサイト
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。


    スポンサー広告 | --:--:--| Trackback(-)| Comments(-)
    ペイントはきらいだ


     長いこと工事中だったバスルームが、バス周りのタイル張りが終わり、ようやく完成
    間近になってきた。後は細かい部分修正。そして最後の大仕事、ペインティングを残す
    だけ。
     この家のリノベーション当初は、「ペイントぐらいちょろいもんだ」と自ら戸棚、机、
    フェンスなどを塗っていた。自分では「それなり」のつもりだったけれど、なんせペイ
    ントしている時間より、あちこちについた汚れを拭いている時間のほうが圧倒的に長い
    ことにだんだん苛立ってきた。自分の書斎の窓枠を塗って、でこぼこガラスにはみ出た
    ペイントがどうやっても落ちなかった時から、私はペイントから足を洗った。
    自分でもこれはひどい、と自覚しているのに、家に来る人ごとに、いかに雑な塗り方を
    したかを吹聴するトムにも腹が立ったからだ。
     それ以来、一度だけ「どんなに周りを汚しても文句を言わないし、掃除は自分がする」
    というトムの約束で、一度だけ手伝った。後はすべて近所のおじさんにペイントはお任せ
    していた。
     それなのに、また私に「バスルームの壁を塗れ」と言う。「クリアーだから汚れは目立
    たないけれども、ペイントがたれた跡や空気が入った跡は一生消えないから」と脅しも入
    って。20リッターもあるペイント缶がこれまた重く、さらにシンナーのような臭いで頭がく
    らくらしてくる。丸一日かけて3コート塗って、とりあえずクリアー部分のペイントは合格
    点をもらった。次は、窓枠や桟、ドアまわりなど、今度はグロスやら色ものやら。折角き
    れいに仕上がった壁なのに・・・と思うとやる気が起きない。でもこのままだと何時まで
    たっても完成しないし・・・・未完成のバスルームに入る度にペイントのことが気にな
    ってしょうがない。でもやっぱり、ペイントはきらいだ。


    rangeviewのこと | 22:29:46| Trackback(0)| Comments(0)
    乳搾り小屋をもらう


     私たちが住むマケッツ・レーンの片側一帯は、元々牧場主のブラフ・ファミリーが所有
    していた。広大な敷地の中に小さく区画された一箇所がある。そこが今私たちが住む家で、
    かつては乳牛を飼育し、乳絞りをしていた使用人が住んでいたコテージだったそうだ。私
    たちの敷地に隣接して、かつて乳絞りをしていた小屋が廃墟のようになって残っている。
    古い建物好きの私たちは、かねてからその小屋の再利用をたくらんでいた。3年ほど前に
    現在の牧場主サムからコーンの貯蔵小屋を譲り受け、敷地内に移築、改装して今は宿泊施
    設として使っている。そろそろ新しいプロジェクトを、と思っていた矢先に、その乳搾り
    小屋を譲ってもらえることになった。
     コーンの貯蔵庫を移築した時は、大型のクレーン車で小屋ごと吊り上げて一気に移動さ
    せた。乳絞り小屋は、トム自慢の大阪市役所払い下げクレーン車で移築するという。力仕
    事はお任せの、アボリジニのジミーを助っ人に早速小屋の移築作業を始めた。身軽なジミ
    ーが屋根に上って、まず屋根を半分に、次は壁部分と屋根を切り離し、屋根中央にチェー
    ンをかけた。たった5トンの小さなクレーントラックで6mはある大屋根を持ち上げること
    ができるのだろうかと心配する私たちをよそに、トムは「大丈夫」と一気に屋根を吊り上
    げた。吊り上げた瞬間トラックが異常に傾き、よもや横転!と思いきや、何とか持ちこた
    えることができた。屋根ひとつ移動に成功すれば後は簡単。たった二人であっという間に
    片側の屋根、3方の壁を家の庭に移動させた。
     「これで移築作業の一番難しい部分は終わった」とビールで乾杯。土台を作って、元通
    りに全部をくっつけて、と実際に乳搾り小屋が庭に建つまでにはまだまだ時間がかかりそ
    うだ。
     私の役目はその後、毎朝の乳搾りとチーズ、バター作り。楽しそうだけれど、また毎日
    しなくてはならない仕事が増えることを考えると、少し複雑な心境だ。

    rangeviewのこと | 13:08:57| Trackback(0)| Comments(0)
    青空バスルーム


     またまたトムのリノベーション病が発生した。離れと渡り廊下の増設を最後に、ここの
    ところ家の周りに動きがなく、落ち着いた状態を保っていた。
     前々から「離れからも直接アクセスできるようなバスルームにしたい」とは話していた。
    それにジャグジー付きのバスタブをどこからか仕入れてきて、色をぬって新品な状態になっ
    て庭に置き去りにされているのも知っていた。だからいずれは、この日が来ると覚悟はして
    いた。
     まずはエクステンションする分の床を支える支柱の穴を掘り、そこに電信柱をリサイクル
    した支柱を立てた。そこまでは外の作業だからこちらには何の支障もなかった。
     ところが次の週末家に帰ると、バスルームの窓が取り外されて、外から見るとバスタブが
    丸見え状態になっていた。「ちょっと見通しがいいわね」という感じで、まだまだ大丈夫。
     そして数日後、今度は壁がすべて取り払われ、まるっきり露天風呂状態になっていた。
    ここのところめっきり秋めいてきていて、朝晩はだんだんと冷え込んできている。
    それなのに、バスルームに壁がない。じゅじゅは「アウトバックのバスルームだ!」と喜ん
    でいる。確かに屋根も壁もないから、自然の中でシャワーを浴びているようで、気持ちがい
    い。でもそれも昼の間だけ。夜はさすがに寒くっていただけない。
     おまけに、昨晩はなぜかベッドルームにカエルが出現。たぶんバスルーム経由で入り込ん
    だに違いない。これが真夏だったら、部屋中カエルだらけになっていたと思うと、ぞっとす
    る。青空バスルームがいつまで続くかはトム次第。本人は星空を眺めながらのシャワーを楽
    しんでいるから、しばらくはこの状態のままかも。

    rangeviewのこと | 20:15:09| Trackback(0)| Comments(0)
    マオリ伝統料理のハンギに挑戦


    「ハンギをしよう」とニュージーランド人のジョンにディナーに誘われた。
    ハンギって何?ニュージーランドにまったく無知な私にとってハンギは初めて
    聞く言葉。どうやらマオリ族の伝統的な料理方法で、肉や野菜を土に埋めてす
    る料理らしい。ハワイのルアウみたいな感じかな。ジョンとトムは子供のよう
    に喜んで、早速相談を始めた。
     材料を埋めるための穴を掘るらしく、ディナーの会場は家の庭ということに
    決定。ジョンは大はじゃぎで「穴を掘るのにボブキャットはいるかな」なんて。
    いったい牛一頭でも料理するつもりなのだろうか。 
     当日の朝ジョンが張り切ってやってきて、いつもキャンプオーブンをする野
    外料理の場所に穴を掘り出した。今回は2家族分だから穴の深さは40センチく
    らい。本当のハンギは焼き石を使うようだが、今回は炭を使うことに。掘った
    穴の中で大きな丸太を燃やして炭を作る作業に約3時間。
     次に肉や野菜をどうやって包むかで意見が分かれた。ニュージーランドのパ
    ーティーでよくハンギを食べたジョンとトムだが実際に自分たちで料理するの
    は初めて。ハワイではティという葉で包んでいたから、「バナナの葉で包んだ
    ら」という私の意見で、ジョンが親戚の家からバナナの葉っぱを調達してきた。
    「肉をアルミホイルで包んだほうがいい」「それじゃバナナの葉で包む意味が
    ないじゃないか」「マオリはアルミホイルなんか使わなかったはずだ」とまた
    意見が分かれ、結局はバナナの葉っぱをたくさん上に重ねることで決着。
     火種を穴の下に敷いて、その上にバナナの葉に包まった肉と野菜を乗せ、そ
    の上にばさばさと砂をかけて埋めた。要するに蒸し焼きですね。
     待つこと2時間半。「ダメだったらバーベキューで焼けばいいから」と今一
    つ自身なげな男二人。慎重に砂をかき出す。バナナの葉っぱが砂の中に見え出
    しても、美味しそうな匂いがしてこない。一抹の不安・・・
    穴から取り出したはいいけれど、バナナに葉を取り除く隙間から砂が中へ落ち
    ていく。それを見ていた子どもたちは「ヤッキー、砂のついた物なんか食べな
    い」と散って行った。バナナの葉の下から、蒸し焼きにされたチキン一羽、ラ
    ムの塊、野菜たちがほくほくと湯気をたてて現れた。
    「もしかして成功!」ジョンとトムは大喜び。少しだけ砂にまみれてしまった
    けれど、ほのかにバナナの葉の香りがして、チキンなど骨からほろりと肉が落
    ちてなんとも言えずに美味しい。
    次はバナナの葉の上にアルミホイルを被せようということになり、とりあえず
    ハンギ初挑戦は成功ということで、長い一日が終わった。

    rangeviewのこと | 12:38:21| Trackback(0)| Comments(0)
    リサイクルマニア


     レンジビューに住むようになって5年になる。最初は2ベッドルームの小さくて
    古ぼけたコテージだったのが、今では3ベッドルーム、2バスルーム、スパ、プラ
    ス別棟のユニットと随分と拡張が進んだ。にもかかわらず、だんだんと家が手狭
    になってきてしまった。
     そこでトムのアイディアで、母屋と渡り廊下で繋いだ離れを建てる事になった。
    ちょうど運よく、友人のデベロッパーが買った土地の古い家を解体できることに
    なった。早速トムがクレーントラックで、なんと新しく建てる部屋分の床、外壁
    の一部を運んできて、スタンプ(土台)の上に設置した。
     またしばらくして、友人が買った家を取り壊すことになり、解体する前に欲し
    い部分を貰うことになった。これまた3トントラック山盛りの、窓、ドア、ディッ
    シュウォッシャー、シンク、バスタブ、エアコン、柱まで・・・・・ありとあら
    ゆる品々を持ち帰ってきた。そして、そのほとんどがまさにオーダーしたように、
    ぴっちりと新しい部屋に収まった。
     がらくたを山のように持ち帰ってくるトムに、文句を言っていた私だが、今度
    ばかりは、「凄い!」の一言。今までゴミのように積み重なっていた木材も、い
    つのまにか柱になったり壁になったり。「ちゃんと使い道を考えて取ってあるん
    だ」と言われて返す言葉もない。
     新しい部屋にかかった材料費は約$300。もちろん家具もガレージセールから。
    この新しい部屋、窓から牧場の緑が一面に広がる。東向きなので、目覚しいらず。
    爽やかな朝の日差しがサンサンと差し込む、気持ちのいい部屋だ。
     「次は何を建てようか」とリサイクルマニアのトムは、また毎日ガラクタ探しを続けている。

    rangeviewのこと | 12:53:42| Trackback(0)| Comments(0)
    前のページ 次のページ
  • 上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。