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    クカバラ脱走する
    クカバラ脱走

     バルコニーで朝のコーヒーを飲んでいる私の頭上を、クカバラらしいものがサッと
    横切った。新聞紙を取り替えようと、母が小屋を空けた途端、待っていましたとばか
    りに空へ飛び立ったのだ。
     ここ2週間前から、小屋の近くに何羽ものクカバラが集まってきていた。一日中見
    張っている訳にはいかないから正確な数は分からないが、ある朝は10羽は来ていた。
    迷惑なことに毎朝4時頃やってきて、「カカカカカカカ」と大声で叫ぶ。一羽が鳴く
    とそれに呼応して全員が大声で鳴くから、安眠妨害で、ついには耳栓をして寝るよう
    になってしまった。
     人間に育てられたクカバラは、テリトリーに生息するクカバラに認知してもらわな
    ければならない。もし仲間になれなければ、リリースした後に殺されてしまうそうだ。
    だから、寝不足でも我慢して、クカバラが大勢集まるのは歓迎している。小屋の中の
    二羽は、仲間が去った方向をずーっと眺めていて、時には網から外に飛びたそうに、
    羽をばたつかせていた。
     脱走した一羽が庭の木にとまっていると、どこからか次々とクカバラが集まって来
    て、大合唱、そしてその一羽の周りを何羽もが飛び回る。そして、他のクカバラたち
    はさらに高い木に飛び移って行った。これが鳥の世界のイニシエーションなのか。
    可愛そうに私のベイビーは、仲間が飛び去った後も木の上で硬直したまま動けなくな
    っていた。
     鳥かごの外の世界は彼にはまだ厳しかったのか、残してきた兄弟が恋しくなったの
    か、朝食べ損ねたネズミのことを考えてお腹を空かせてか、いずれにしても1時間後に
    は小屋のあるバルコニーまで自力で戻ってきた。
     今は小屋の中で、大きな口を開けて食べ物をおねだりしている。外の世界はそう甘
    いもんじゃないと悟ったのだろう。もう少し修行を積んで、二羽一緒に飛び立つ日も
    そう遠くないかもしれない。
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    動物たちのこと | 22:11:24| Trackback(0)| Comments(0)
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