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    カシミアの原毛を紡いでみる


     「家にいるカシミアの毛で、毛糸を作って欲しい」とじゅじゅの友人の
    お母さんに頼まれた。彼女とはもう4年は顔見知りだったけれど、いつも
    話題は子どものこと。ひょんな事から、彼女はカシミアを飼っていて、私
    は糸を紡ぐということをお互いに知ったことから、話はとんとん拍子に進
    んだ。そのカシミアくん14歳で、年に一回シアリング(毛刈り)したもの
    を今までずっと貯めていたという。カシミアはヤギだったなんてほんの数
    年前まで知らなかった私でさえ、カシミアといえば高級品のイメージはあ
    って原毛を手にするのを心待ちにしていた。
     どっさりと幾つもの袋を持ってきてくれた時には、大感激だった。が、
    10年近くも屋外の倉庫の奥深くに放置されていた毛がどういう状態になる
    か、彼女は想像もしていなかったに違いない。いくつもいくつもの袋を広
    げては、その中から紡ぐことができる長さのものを選別していく。10袋以
    上あった原毛の70%は処分しなければならなかった。
     そこで、羊とかアルパカならその毛をブラシして紡ぎ始めるのだが、カ
    シミアはそうはいかない。フワフワな毛に、ガードヘヤーと呼ばれるごわ
    ごわの太い毛が混ざっていて、これを完璧に取り除かなくてはいけない。
    ピンセットで一本一本取り除いていくこの作業、気の遠くなるほどの時間
    がかかった。これは口で説明しても、実際にやってみないとその苦労が分
    からないようで、なるほどカシミアが高級と言われるのは勿論毛質もある
    だろうけれど、この手間賃なんだなと、変に納得してしまった。
     最終的に糸になったものはほんの150g足らず。もっともっと時間をか
    けて選別作業をすればもう30gくらいは増えたかなとも思うが、さすがに
    まいりました。でもこのカシミア、今年のカントリーショウのコンテスト
    で2回1位を取っているので、努力は認められたかな。
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    私のこと | 20:01:43| Trackback(0)| Comments(0)
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