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nori

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    エッカが終わって

     オーストラリアに住むようになってから毎年欠かさず訪れる行事がエッカ、ロイヤル・
    クイーンズランド・ショーだ。毎年8月2週間に渡ってブリスベンで開催される、農業祭で、
    クイーンズランド各地から農家自慢の牛、馬、羊、ニワトリなど家畜類や野菜、果物など
    様々な物産品が集められ、その年のナンバーワンを選ぶ品評会が行われる。品評会の他に
    も各広告主主催のパビリオンが何箇所にもあって、粗品をもらえたり、生活に役立つグッ
    ズやグルメな食料品の販売なども行われている。
     私とじゅじゅは出展されている動物たちを一通り眺めて、動物の赤ちゃんたちとの触れ
    合い広場に行き、各パビリオンを回って粗品をゲットし、ダンス、ドラマなどのライブシ
    ョーを見て、ショーバッグと呼ばれる福袋のようなものを買って、花火を見て、最後に仮
    設遊園地の乗り物で遊ぶ、というのがお決まりのコース。ランチ頃に入場して、夜の9時す
    ぎまでいても、全部は回り切れないほど充実している。
     いつも必ずチェックするのがクラフト、絵画、手作りケーキやジャムなど展示している
    パビリオンのスピニングのセクション。スピ二ングを始めて、いつか次期が来たら、この
    晴れの舞台に出展してみたいと思っていた。ここ2年前から地元のショーでなく、いちか
    ばちかで、メルボルンやキャンベラで開かれる、アルパカのナショナルショーに出展して
    いる。ラッキーなことに結果は2回とも上場で1位や2位のリボンを手に入れた。そろそろ
    エッカに出展しても恥ずかしくないものが出来るようになった、という自分自身の評価で、
    今年初めて、スピニングのハンクス(紡いだものを束ねたもの)と、かぎ針編みのショー
    ル、アラン模様のベストの3点を出展した。結果は事前に知らされないため、当日ドキド
    キものでパビリオンに向かった。自分の育てたアルパカの毛で紡いだショールが、ガラス
    ケースの中で堂々と3位のリボンをつけて展示されているのを見た時には、回りの人たちに
    大声で自慢したいほど嬉しかった。自信作だったハンクスは残念ながら何も取れず仕舞い。
    スピニングセクションのチャンピオンは、アルパカのナショナルショーでも毎年チャンピ
    オンになる人。スリという毛足の長いアルパカの毛を紡いだ作品で、まるで絹糸のように
    細く、つややかに輝く毛糸だった。自分の作品は、まだまだ甘い。心を引き締めて、来年
    のエッカへ向けての作品作りを頑張ろうと決心する。
     そして今日、エッカ事務局から郵便が届いたのだが、やけに軽い。開けてみると、賞状
    とリボン、そしてハンクスしか入っていない。ということは、3位を取ったショールとベ
    ストの2点共どなたかがお買い上げしてくださったということ。賞金と共に、まったく期
    待していなかった臨時収入。オーストラリアのどこかで、私の作品を気に入って、身に付
    けてくれている人がいると思うと感無量だ。


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    私のこと | 22:04:27| Trackback(0)| Comments(0)
    町が変わる時
    町が変わる時
     携帯電話をかけながら馬に乗るカウボーイ、子どもたちが馬でお散歩、行列をなして道を横断
    する牛たち。なだらかな山並みを背景に広がる牧場で草をはむ牛たち。
    ブリスベンから車でたった1時間ほどの距離なのに、ここはまさにカントリーの世界。
    町の中心地をのぞけは、隣の家の明かりが見えないほど一件一件が広い敷地内に建っている。
    街灯や家の明かりがないから、毎晩のように満天の星を眺めることが出来る。
     スーパーマーケットがないとか、夜食べる場所がないとか、テイクアウェイの店がないとか、
    銀行がないとか、医者がいないとか、不便なことはたくさんあった。それでもこの町に満足して
    いた。最近のこの2、3年で町は少しずつ変わってきた。メディカルクリニックも、銀行のミニブ
    ランチができた。パブも2件に増え、昨年ピザショップがオープンした。
    だんだんと便利がよくなるにつれ、だんだんと昔の町ではなくなってきた。
    そしてついに、今年ショッピングモールができ、大型スーパーがオープンした。「もうこれで隣
    町まで買い物に行かなくてよくなった」と多くの人は喜んでいる。
    この大型スーパーは、将来的に人口が劇的に増える場所に新しい店舗をオープンしていくことで
    知られている。ということは・・・・
     そのスーパーの裏手には新しい住宅地ができた。そこに建つ家は、猫の額ほどの庭、家と家の
    間に塀が建つ、シティで良く見られる住宅地だ。
     そしてつい2週間前、家から道を挟んだすぐ近くの土地の木が一日にして伐採された。3年前に
    デベロッパーが買っていたことは知っていたが、まさか何の前触れも無く、すべての木が伐採さ
    れるとは思ってもみなかった。翌朝行き場を失ったカンガルーやワラビーたちが道の真ん中で呆
    然としていたそうだ。コアラやワラビーたちの住む森を守るグリーニーたちに阻止されないよう
    に、さっさと事を運んだ悪どいやりかただ。さらにその隣の土地も先週いつの間にか更地にされ
    ていた。ここは私たちの馬をしばらく放牧させてもらっていた友達の土地で、私たちにとっても
    思い出深い場所だった。
    ここに50件以上の家が建つそうだ。人口1600人(3年目前)の町に不動産屋が5件。
    あまりにも急激な変化に、着いていけないでいるのは私たちだけではないはずだ。

    ファーンベールのこと | 12:42:58| Trackback(0)| Comments(0)
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