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nori

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    ギニピッグを返して!!

     「キャー!!私のギニピッグ----!!」
    ギニピッグ小屋の中で一匹のギニピッグが、スネイクにぐるぐる巻きにされて瀕死の叫び声をあげ
    ている。じゅじゅを学校に送っていこうと思った矢先の出来事で、家にはじゅじゅと私の二人だけ。
    叫び声をあげて泣きじゃくるじゅじゅの前では、「ここまでしっかり捕まれていたらダメだよ」とは
    言えず、ひざまである長靴に履き替え、シャベルを片手に外へ飛び出した。
    2mはあるカーペットスネイク、毒で人間がやられる心配はないものの、どうしたものか。小屋の中
    に入ってシャベルで一撃、するにもバッグアップがじゅじゅでは心もとない。そこでじゅじゅに熱湯
    を鍋に入れて持ってくるように指示し、熱湯を何度もスネイクに浴びせかけた。以前友人から聞い
    た話だと、皮膚が火傷の状態になってしばらくすると死ぬとか。じゅじゅは「ギニピッグが熱くて火
    傷してしまう」と心配するけれど、ほとんど瀕死の状態だから火傷くらいなら大丈夫だとなだめる。
    熱湯を掻けるごとにスネイクは怒って、ギニピッグから少しずつ離れていく。でもこれで完璧に離れ
    てしまった場合、他のギニピックを襲う危険は。などと頭の中でレスキュー方法がぐるぐる回る。
     他のギニピッグたちは恐れをなして、小屋の隅の方でおびえて動かない。彼らをレスキューする
    ためには私が小屋の中に入らなければならない。もうすでに学校の始業は始まっている。じゅじゅ
    は、「ギニピッグを助けて!」と泣く。
     そうこうしているうちに熱湯攻撃が効いたのか、スネイクがギニピッグを放して小屋の反対側へ
    動き出した。絞め殺されたギニピッグは無残に小屋の床に倒れた。じゅじゅの嗚咽がますます激
    しくなる。やるしかない、と意を決して小屋の中に入り二匹のギニピッグをレスキューした。
    心臓のドキドキは小屋から無事脱出してからも収まらない。小屋に残されたもう一匹はスネイクが
    いる壁の奥の方に隠れているから、二匹救えただけでよかったことにしよう。
     じゅじゅを学校に送りに行き、帰ってくるとスネイクは小屋の天井に移動していた。この状態では
    まず小屋の中に入るのは無理だから、あの時の決断は間違っていなかったのだ。
    そしてまた暫くして小屋を覗くと、床に倒れていたギニピッグはスネイクのお腹の中にすっぽりと
    納まっていた。満腹になったスネイクは、気持ちよさそうに止まり木にぐるぐる巻きになって昼寝を
    している。お腹の一部がギニピッグの大きさに膨らんでいて、もうしばらくは小屋の隙間から出る
    ことは出来ないだろう。
     学校のお迎えの帰りに、近所に住むスネイクに詳しいファーマーを訪ね、スネイクの処理をお願
    いする。鉄パイプと大きな袋を持って来てくれたレックス。片手でスネイクの頭を後ろからつかみ、
    もう一方の手でぐるぐると止まり木に巻きついているスネイクを尻尾から解いて、鉄パイプにから
    めてひょいと袋の中に入れてしまった。「まだ5歳くらいの若いスネイクだね。4kgくらいあるかな、
    持ってごらん」と言われ、袋を持たされた。お腹が一杯で後2週間は獲物を捕まえる必要がない
    そうだが、家には小動物が多いので、別の人のファームへ移動してもらうことにした。
     じゅじゅはお母さんギニピッグを亡くして、「もう赤ちゃんが産まれなくなってしまった」とショック
    を隠せないでいる。

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    動物たちのこと | 10:29:20| Trackback(0)| Comments(0)
    遅ればせながら毛刈をしました

     このところ36度を越す猛暑が続いている。真冬の日本から久しぶりに帰国した身にはかなり堪え
    る。日本にいる間も猛暑が続いていたそうで、家に残していった動物たちもさぞかし不快な毎日を
    過ごしていたことだろう。特にアルパカと羊。例年なら遅くとも12月までには毛刈を終わらせて、
    身軽になったところで猛暑を迎える、というのが常だったのだが、今回に限ってシアラーとのスケ
    ジュールがうまく合わず、結局の所私たちが日本から帰国してから、とうことになってしまった。
     2年ぶりで会ったシアラーのダスティは、以前より二まわりほどがっちりして、西郷さんを思わせ
    る風貌。ユートの荷台にアルパカの毛刈用の台を、シープドッグのケルピー犬を助手席に乗せて、
    クイーンズランド、ニューサウスウェルズなど各地を回ってアルパカ、羊、ヤギの毛刈をする。
    毛刈は年に一回春から初夏にかけての季節労働なので、それ以外は長距離のトラックドライバー
    をしているそうだ。年々シアラーの数が減ってきているそうで、「今年からはもっと忙しくなるから
    早めに日程を設定した方がいい」と釘をさされた。現に他のアルパカブリーダーたちは一年前から
    予約をいれているそうだ。
     両前足、両後ろ足をそれぞれストレッチした形で台の上に縛り付けられたアルパカの首が動かな
    いようにしっかりと抑えるようにと言われる。頭を上から、次は口と耳を。反対側に身体をひっく
    り返して。ダスティに言われるままに、毛刈の補助を勤めた。いつもは誰かしらが補助係りをして、
    私は刈った毛の始末をしていたから、いまひとつ要領が悪かったがなんとか20分ほどで終了。台
    から解放されたアルパカは頭でっかちで、首だけが棒のように細長い、なんとも不恰好な姿でよた
    よたとパディックへ帰っていった。
     次は羊。モンティは今年で8歳になる年寄りの羊。去年あたりから毛がほとんど伸びなくなり、
    スピニングでは使い物にならない羊毛しか取れなくなってしまった。ペットでなかったらそろそろ
    寿命の年齢だからしょうがないのだろう。食用羊だけれどいい毛質だと自慢だったのだが・・・・
    おまけにダスティが羊の毛刈ポジションに持っていこうとするのだが、身体が硬直して腰も首も曲
    がらない、足もぴんと伸びたままで、扱いにくいことといったらない。ダスティに押さえ込まれて、
    鳴き声ひとつたてず、恍惚の表情でされるがままになっているモンティ。さすがのダスティも大粒
    の汗をぼとぼと落としながら年老いて硬直してしまった羊と格闘すること10分、丸裸になってもほ
    とんど変わらない体系のモンティが一声「バー」と鳴いた。毛刈り代〆て$73。


    動物たちのこと | 21:31:31| Trackback(0)| Comments(0)
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