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nori

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    ウォータータンクのこと


     バルコニーに飲料水用のウォータータンクを設置した。友だちの庭に放置されて
    いたものだが、どこも壊れていないし、小型サイズでちょっと可愛い。セカンドハ
    ンド・コレクターのトムが得意げに持ち帰ってきた。さっそく、じゅじゅがタンク
    の掃除係として、穴からタンクの中へ入った。飲み水を溜めるのだから、最初に中
    を清潔にしておかないといけない。昔はよくタンクの掃除をアルバイトでやってい
    というトムだが、今は体型が穴にマッチしないし、私も穴にはまるとみっともない
    ので遠慮して、外からの応援だけにしておいた。
     わが家の飲料水とキッチンの水は、雨水をタンクに集めたものを使っている。こ
    の家に引っ越して来た時には6000リッター以上入る古いタンクが元々設置されてい
    た。最初「タンクの水がなくなったらどうしよう」と心配していたが、毎年それな
    りに雨は降り、使用量がタンクの容量を上回ることがなかった。が、2年前そのタン
    クの老朽化が激しくなり、新しいタンクに交換した。今度のタンクは少し小ぶりで
    3000リッター。そしてここ数年の旱魃で、年に1回はタンクの水が干上がるようにな
    ってしまった。水を注文して、タンクが満杯になると、必ず翌日雨が降るというジ
    ンクスがある。今回はリュアルウォーターと呼ばれる、消毒していない水、これは
    シャワー、キッチンの温水、トイレ、庭などに使っている水をとりあえず使い、飲
    み水はミネラルウォーターを買って急場をしのいだ。
     小型タンクを設置して数日後、恵みの雨が降った。ほんの1mmにも満たない雨だ
    ったが、タンクの中から聞こえるポチャンポチャンという音に感激した。タンクか
    らの水はいつでもひんやり冷たくって美味しい。このタンク小さいながらも1000リ
    ッターあるので、2mmの雨で満杯になった今、飲料水の心配はなくなった。

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    rangeviewのこと | 15:46:14| Trackback(0)| Comments(0)
    ボビーの復活


     ミニチュアホースのボビーの様子がおかしくなったのは4週間ほど前に
    なる。獣医の診断ではコリックだからと、注射や薬を投与した。元カウボ
    ーイのビルの見立てでは、食べ過ぎて足に負担がいったことが原因による
    病気で、首から血を抜いて、その血をお尻に注射すれば治るということだ
    った。薬を飲んでも一向に良くならないので、もう一度獣医に来てもらう
    と、コリックは間違いだったことが分かった。$3000かけて手術すれば治
    るかもしれないが保証はないという。
     そうこうしているうちに、ボビーはついに立てなくなった。痛み止めの
    薬を投与して、食事制限をして2週間、ボビーは一人、ステイブルの中で過
    ごした。近所の友人たちも心配してくれるが、誰もが暗黙で安楽死を考え
    ていた。馬が長い間横になっていると腸がこんがらかってしまい、それが
    死因に繋がることにもなる。野生動物の保護でも、野生で生きることが出
    来ないハンディを負った動物は、安楽死させなければならない決まりだ。
     薬の投与の期限が終わって、祈るような気持ちでボビーを食料がないパ
    ドックへ移した。2日後、またボビーは地面に横たわっていた。私が行くと
    甘えて鼻を押し付けてくる。今までのボビーだったら、必ず噛み付くはず
    なのにだ。このままでは安楽死かも。そこで元カウボーイのビリーに最後
    の望みを託して「ブラッディング」という荒療治を頼むことにした。「人
    には見せたくない」ということで、私達が見ないうちに治療は終わった。
     翌日、ボビーが立った。生まれたての子馬のようにフラフラしながらだ
    けれども。そして日に日に立っている時間が長くなり、今日で1週間、ダイ
    エットの効果もあって、足取りもしっかりしてきた。人参をあげたじゅじゅ
    の腕を甘噛みする元気も出て、復活したボビーは、以前の憎たらしい性格が
    薄らいで愛嬌のあるミニチュアホースになったように見える。

    動物たちのこと | 21:08:38| Trackback(0)| Comments(0)
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